今回のUEGWは、消化管の内視鏡の分野では、日本勢の大活躍であった。ESDをはじめとした内視鏡治療技術と、拡大観察とIEE(NBI)を中心とした診断技術の教育の場といっても過言ではなかった。ヨーロッパが日本を上回っていたのは、confocal endoscopy の分野ぐらいであった。
しかし、2003年に開発されて、かつて一世を風靡したダブルバルーンの話はすでになく、医療は日進月歩であることを再認識させられた。中国や韓国の先生方からも未来のありそうな発表があった。ヨーロッパの人々も優秀な人々なので、今回の教育内容に、4-5年で追い付いてくるであろう。日本勢も一層の研鑽して真に患者を救う技術を開発して、知識と知恵を積み重ねていかねばならない。
アムステルダムの町は、ドバイと比べると、たばこ臭く、麻薬臭く、薄汚くいやな感じであるが、人は多く、栄光と衰退を繰り返したポテンシャルのある町だった。しかし、水路の水位は高く、北海とは大きな堤防で隔離されているとはいえ、今や海抜ー7mなのだそうだ。
クリニックの案内・地図|(ポリープ切除付)無痛内視鏡消化管ドック|田渕正文院長の履歴|