3月12日、3月15日の連続爆発以来、福島原子力発電所からの放射能の流出が止まらない。東電はプランAにそって、冷却による核反応の停止を目指して、水を原子炉に注入し続けている。しかし、うまくいっておらず、放射性物質は大気と海水に放出され続けている。風向きにより東京地区にも放射性物質がやってくる。今のところ直ちに、体に被害が出るレベルではないが、1年も垂れ流しが続けば、健康被害がでる。
今日、原子炉のわきのタービンの入っている建物の底にたまっている水から、極めて高濃度の放射性物質が発見されたとの発表があった。発見された核種から、原子炉の中では核燃料棒が壊れて、核反応が続いているのは間違いないようだ。その筋のとある患者さんがいうには、「1号機の燃料棒に制御棒がうまくはまっていなくて制御されていない。また、3号機の中にはプルトニウムがあって、プルトニウムも漏れているらしい。」真偽のほどは不明だが、プルトニウムは半減期が極めて長く、1グラムで肺癌患者50万人という、噂もある。
原子炉が壊れてはいないものの、垂れ流しが続けば、チェルノブイリ以上の被害が予想される。放射能の垂れ流しは早急に解決しなければならない。テレビで見ると、東電の人たちはかなり疲れていて、ちょっと荷が重すぎるようだ。全日本チームを作って、早急に有効な解決策、プランBを示して、一刻も早く解決してほしいものだ。
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