/ たぶち正文の政策が聞けます! \

はまったレセプトプログラム作り

 昨年秋から、社会保険医療も取り扱うようになった。いろいろとレセコンを見たが、「一連の行為」を分別するレセコンが市販されていなかった。「一連の行為」というのはプライベート的に大変意味深い概念なのだが、社会の扱いは小さい。そこで、周囲の反対を振り切って、自前でレセプトプログラム作りをおこなった。

 もともと、凝り性なので、この春に、なんとか曲がりなりのプログラムを作り上げることができた。その後、少しずつ改良、改善して、走っている。各種プログラムがうまく走った時の快感は、詰将棋を説いたときと同じものがある。苦しみからの開放感・達成感がなんとも言えない。今の社会保険のルール、細則は、難解で複雑で、麻雀の50倍ぐらいの複雑なルールである。まあ、業界人の閉鎖性を守るためにはこの複雑難解性しかないのだろうが、この複雑難解性をプログラムにしてしまう楽しみは格別であった。

 しかし、この官僚たちの考えた難解複雑性は、言うまでもなく、一般の医療界にとっては害悪だ。私の偏執癖は、プログラム作りに快感を見出したが、医師としては、本来は医学の研究や臨床に励むべきであったろう。

 一般的には、こんな複雑なルールのもとでは、業界は発展しない。皆さんの見ての通り、今の医療界は、ルールの複雑難解性につぶされ、「人の病気を治して、命を救う」という大義が、複雑難解なルールの森の蔭に埋もれてしまった。それは、まさに厚生官僚たちの狙い通りであった。

 ちなみに保険薬局のルールは極めて簡単で簡素なルールだ。だからこそ、政府に守られて、この15年、業界は未曾有の発展を遂げた。しかし、3兆円のこの業界、医療現場から3兆円の利益を奪ったに過ぎないような気がする。薬価差益が社会的に批判されて、保険薬局は生まれてきたのだが、薬価差益があれば、病院の労働環境はもうちょっとましであったことであろう。利益分配は、やはり、苦労して頑張っている現場の人たちに手厚くすべきだと思うがいかがであろうか?

 

 ところで、私の「一連の行為」の入るレセプトプログラムを商品化したい企業があれば、お申し出ください。

 

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