/ たぶち正文の政策が聞けます! \

たばこ増税について 

 民主党政権が、たばこ増税策を打ち出した。大賛成だ。

 

 タバコの肺がん発生のオッズ比は、アメリカで20ぐらい、大気汚染の激しかったころの日本で4から5である。日本の大気汚染はかなり良くなってきているので、今の日本では、たばこの肺がん発生のオッズ比は、その間の10ぐらいと予想される。つまり、たばこを吸っていると10倍も肺がんになりやすいのである。そして、肺がんの死亡者数は日本全体で、年間約8万人。1日に直すと約230人ぐらいが肺がんで死んでいる。

 

 オッズ比が10ぐらいだから、もし、たばこが販売禁止にできれば、年間の肺がんの死亡者数は約11分の1に減ることになる。肺がんの医療費は、数兆円レベル。そのほどんどが高額医療で、国庫負担となるのだから、多少税収が減ろうとも、政府の財政的にも、増税策は理にかなった政策である。ところが、これまで、その政策が本邦で施行されなかったことこそが、我が国の官僚政治の後進性を如実に示している。肺がんは本人だけでなく、家族の悲しみも大きい。

 

 ちなみに、アメリカでは、10年くらい前に、「たばこ産業は健康保険の基金に、年7兆円支払え。」という判決がでた。その後、今はどうなっているかはよく知らないのだが、私が診た肺がん患者は、みな、愛煙家であった。そして、他人はともあれ、自分だけは肺がんにならないと考えていた。

 

 人の命を救うためにも、政府の財政を良くするためにも、やっぱり、大増税しかない!

 

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