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猛威を奮い始めたインフルエンザ。 タミフルは感染初期に飲むのが重要。 再診の方にはタミフルを郵送も可。 

  インフルエンザが大流行し始めている。先月の下旬、中国の大連にいったところ、日本人学校が運動会後にインフルエンザが流行して、閉鎖になった。東京に帰ってきたら、末娘の小学校がインフルエンザにより学年閉鎖。息子の中学校も学年閉鎖。麻布高校も運動会の後、インフルエンザが一気に広まり、学校閉鎖になった。いづれも、新型か季節型なのか、公表されていない。しかし、流行の時期がいつもの季節型とは異なるので、おそらく、新型であろう。

 新型インフルエンザに対する対応策はワクチンやタミフルなどの特効薬などがある。新型インフルエンザに対するワクチンは、来週か再来週に投与が始まりそうである。しかし、厚生労働省はワクチンを投与すべきかどうかの診察は、無料で行うようにと、医師会に要求しており、医師会は反発してもめている。新型インフルエンザは緊急の課題であり、早期に解決してもらいたいものである。

 タミフルは、感染初期に内服することが大切である。タミフルは、インフルエンザウィルスが細胞に付着するときに、ウィルスが取りつく分子をブロックして、インフルエンザウィルスの体内感染、広がりを抑制する。したがって、感染の初期に飲まないと効果がない。ウィルスが体中に広まってからだと、効果が薄いのである。ウィルスに感染したら、神経細胞も肺細胞も最終的には壊れる運命となるからだ。

 タイミング的には、ちょっと寒気がでたり、のどが痛いといった、高熱が出る前のタイミングで飲むのが、タミフル内服の最良のタイミングである。ちょっと前のガイドラインでは、高熱が出てインフルエンザのキットでA型陽性が証明されたら、初めてそこでタミフル投与と言っていた。ところが、先日の横浜で、キットが偽陰性で、タミフル投与のタイミングがさらに遅れて、インフルエンザ脳症が発症してしまう死亡症例がでた。ガイドラインに沿っていて、子供が死んだのである。そこで、日本のガイドラインは変更になり、今やタミフルの早めの投与が勧められている。再診であれば、電話診察でも投与OKとなった。


 我が家でも末娘が学年閉鎖のとき、末娘は高熱がでて学校を休んだ。発熱一日目に、タミフルを飲ませて、発熱は2日でおさまった。定跡どおりの展開であった。そして、その後兄弟に3-4日後、寒気やのど痛の症状が出たとき、すぐに、タミフルを飲ませたところ、結局それ以上症状は悪化せずにおさまった。タミフルを感染初期に飲むのは、作用メカニズムから予想されたように、極めて高い効果であった。

 

 当院では、再診の方には実費でタミフルを郵送します。ご希望の方は、メール(tabuchi@mrg.biglobe.ne.jp)にてご連絡ください。

 

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