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この保険証は本物か? 事務手続の不正防止を   

 社会保険医療制度の問題のひとつとして、窓口で提示された保険証が本物かどうかということがある。


 まず一点は、顔写真が入っていないので、友達や兄弟のものを流用して用いても、偽名を語る限り、医療機関はチェックの仕様がない。昨今、ニートの間で、しばしば行われている不正受診の方法である。

 次に、有効期間切れの問題。有効期間が切れていても、確認するためには、わざわざ、保険者に電話連絡するしかない。手間取るので、すべての患者に行うことは、現実的に不可能である。保険証が無効のときには、医療機関は、食い逃げされた状態となる。当院も、有効期限切れなどで返却されていたレセプトは、かつて3%にも及んでいた。大変な損失であった。


 最近は、カードの回収を怠った場合、保険者に支払い義務があるという判例が出ているので、保険者への請求権が強固なものとして認められたようであるが、それでも、裁判に持ち込まないと解決できないとは、面倒なことだ。保険者も、回収に努力しても100%は回収できないのが実態だ。 


 これらの最も有効な解決策は、

1)窓口での全額払いと、レセプトの患者への交付であろう。しかし、それでは、保険者の窓口が大変になるかもしれない。それなら、

2)保険証への顔写真の挿入と、

3)インターネットによる、保険医療機関からの保険証の有効性確認システムの構築

が必要である。事務コスト軽減と社会正義実現のため、不正を生まないスムースな方向に、社会保険医療制度の改善を望む。


 
(1)から(3)のいずれにしても、保険者の手間がかかることであり、嫌がることであろう。しかし、保険制度の不正を正すためには必要な事務コストである。(3)は今の
IT技術からすれば、簡単なことだ。検索も、医療機関コードを入力の上、保険者番号、番号、記号、から行えば、プライバシーも保たれるのではあるまいか・・・・。それでも不安であれば、とりあえず、策(1)しかあるまい。

 

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