/ たぶち正文の政策が聞けます! \

老人社会克服の決め手は? 後期高齢者医療制度の問題点 

 先週末、参議院で、本年4月から施行された後期高齢者医療制度の廃止法案が、民主党・社民党・共産党・国民新党などの賛成多数で可決された。政権党である自民党・公明党は反対した。今週は衆議院で議論されるが、はたしてどうなるのであろうか?

 後期高齢者医療制度の法律には、難しい言葉でその精神を説いているが、簡単に言えば、「75歳以上の人に対しては、もうすぐ死ぬという、その身体的特性を考えて、お金のかかる医療をしてはいけません。」ということである。現場で、75歳以上のひとびとを診察していると、その健康の個人差は、著しい。病気をうまくコントロールしていれば、もうすぐ死ぬとはとても思えない人が大半である。そんな人たちに向かって、「あなた方は、どうせ、もうすぐ死ぬのだから、お金のかかる医療はやめてしまいます。」というのは、何重にも大きな間違いがあると思う。

 人類が体験したことの無い老人社会に突入する日本において、公的医療をどうするか?社会の活性をどう保つか?・・・それは大問題であるのだが、問題解決の鍵は、「健康な老人は元気だ!」というところにあると思う。まず、老人の健康を維持する政策をとって、元気な老人を増やす。そして「退職年齢の引き上げ」や、「老人の子や孫育てへの参加」で、老人の生産力に期待するのが、問題解決のポイントであろう。

 正しい健康知識や、病気の予防政策を採らずにおいて、「使えなくなったら、姥捨て山、爺捨て山に」というのでは、現代医療が泣くというものである。

 

クリニックの案内・地図(ポリープ切除付)無痛内視鏡消化管ドック田渕正文院長の履歴

田淵正文院長の業績消化器疾患について超音波による前立腺がん治療:HIFU | E-mail |

中目黒消化器クリニックの第2ホームページ| 職員募集