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UEGW(ヨーロッパ消化器週間)2007 in Paris 第二日目

 午前中は、NOTESのセッションに参加。ヨーロッパではNOTESを真剣に育てようという、雰囲気が感じられた。さて、今日一番驚いたのは、超音波内視鏡を利用したNOTESという演題であった。発表者は Annette Frischer-Ravens 博士。なんと、超音波内視鏡を使って、壁外の情報を得て、食道壁の的確な場所を切り開いて、壁外にあるリンパ節を取り出すという、信じられない芸当をしていた。また、食道を切り開いて、縦隔に入って、空気を入れて、気縦隔として、心房に針を指して、心臓手術をしていた。びっくり仰天である。消化器内視鏡を用いた心臓手術?!

 彼女と山本博徳先生と一緒に、昼食を食べた。その際、心臓に針を刺して血は止まりますか、リンパ節を取り出すのはどのくらい時間がかかりますかとか、いろいろ質問させてもらった。一般には、左鎖骨上かから縦隔鏡を行うのであるが、技術的には、食道経由のほうが簡単だそうである。内視鏡を用いた心臓手術はきっとビッグマーケットになると彼女は力説していた。 

 彼女は本当によくしゃべる人だった。明快に答えてもらえるかたわら、日本社会の変貌、日本の医療などについて、いろいろと矢継ぎ早に、質問を受けた。日本も医療訴訟が一般的になってきたと説明すると、驚いていた。

 午後は山本博徳先生と道田知樹先生とテニスをしようとしたところ、通り雨が降り、土のコートはたちまち水浸し。期待のテニスはできなかったが、その代わり、虹が出た。