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欧州消化器病週間・学会報告 その2

 今回は知人のつてもあって、ベルリンに入る前に2006年10月20日から2日間、モスクワに立ち寄った。ついでに、モスクワの国立がんセンターの内視鏡部門を訪れて、大腸内視鏡の技術指導を行った。大腸内視鏡検査のデモを2例行った。がんセンターというだけあって、2例とも進行直腸癌であった。モスクワの医療事情を現地の医師から直接聞いたが、レベルは発展途上国並みの寒さであった。政府が全国の病院に配る内視鏡は未だにファイバースコープなのである。私が行ったがんセンターは、17年前の最新型の電子内視鏡であったが、それでも、ロシア全土から見れば、最高レベルなのだそうだ。しかし、医師の向上意欲は強く、 原油、天然ガスなどの経済力があり、ロシアの医療は早晩、急速に改善をするだろうと感じた。

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