/ たぶち正文の政策が聞けます! \

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2007年10月

UEGW(ヨーロッパ消化器週間)2007 in Paris 第三日目 最終日

 朝早く行われた、新しい大腸内視鏡のセッションに参加。内視鏡をカバーして、汚さないシステムが紹介されていた。確かに、洗う手間が省ける。午前中は、NOTESのセッションに参加。腹腔内に入った穴、3-4cm大の穴をどう塞ぐか、いろいろな方法が討論されていた。ヨーロッパには、NOTESトレイニングセンターがあって、そこに、各地の先生が集まって、豚相手に技術が磨かれている。日本にもそういう トレーニングセ […]

UEGW(ヨーロッパ消化器週間)2007 in Paris 第二日目

 午前中は、NOTESのセッションに参加。ヨーロッパではNOTESを真剣に育てようという、雰囲気が感じられた。さて、今日一番驚いたのは、超音波内視鏡を利用したNOTESという演題であった。発表者は Annette Frischer-Ravens 博士。なんと、超音波内視鏡を使って、壁外の情報を得て、食道壁の的確な場所を切り開いて、壁外にあるリンパ節を取り出すという、信じられない芸当をしていた。また […]

UEGW(ヨーロッパ消化器週間)2007 in Paris 第一日目

 2007年10月29日からUEGW in Parisに参加。ヨーロッパはIBD先進国なので、初日はIBDを中心に講演を聴いた。日本では、インフリキシマブしか、認められていないが、こちらではそれに加えて、CZP(セルトリズマブ・ペゴル)やADA(アダリブマブ)が使用できる。  そのクローン病に対する臨床試験の結果を聞いていたが、トップダウン「はじめに強い薬すなわち坑TNF-α製剤を使い、次に、アザ […]

厚生労働省発表は、大本営発表に似ている。開業医の収入は勤務医の1.8倍のトリック

 開業医の収入は、勤務医の1.8倍という発表があった。日本経済新聞では、それゆえ、開業医の診療報酬をもっと減らすことができると書いていて、来年の4月の診療報酬改定では、開業医の診療報酬を減らすべきだと書いている。    何も知らない若者がこの記事を読むと、そうだなと納得してしまうかもしれない。 しかし、私から見ると、3つのトリックが隠れている。    1つは、開業医の年齢と、勤務医の年齢を考慮して […]

薬害肝炎問題 厚生省(現在の厚生労働省)の責任 

 約20年前、ミドリ十字(今は吸収されてこの名前の会社はない)の血液製剤中の一部に、C型肝炎ウィルスが含まれていた。それを、使用した人たちの一部が、C型肝炎に感染して、発症して苦労している。  問題は、その感染に関する情報が、患者に伝えられなかったことである。厚生省(現在の厚生労働省)が情報のところで止まっていたことが、発覚して、しかも、それが、「故意にであるらしく」、つまり、厚生省の立場が悪くな […]

JDDW後日談 台湾の先生方が当院を見学

 今回の学会に、台湾から参加していた先生が2名(台中にある秀伯記念医院の陳建華先生と台南にある台南市立病院の郭振源先生)、日本に来たついでにと、わざわざ東京まで足を伸ばして、当院の見学に訪れた。見学のテーマは内視鏡の入れ方と色素拡大内視鏡、核の観察、及び、FICEであった。小腸絨毛の中心の毛細血管のループの中を、血液がすばやく、流れるのを、はじめてみて、「オーッ」と驚きの喚声をあげていた。細胞の核 […]

JDDW2007神戸 第15回 日本消化器病週間 第四日目・最終日

 今日は学会の最終日であった。神戸は快晴。少し肌寒い感じもするが、からりと晴れ上がった最高の天気であった。    午前中は、「ESD標準化のための手技の工夫ー上部消化管ー」に参加。司会は井上晴洋先生と小野裕之先生であった。いろいろと進歩していて、さまざまな工夫が述べられていた。ESD標準化まで、もう一歩の所まで来ているといった印象であった。    昼は「胃癌化学療法の治療戦略ー新しい時代の幕開けー […]

JDDW2007神戸 第15回 日本消化器病週間 第三日目

 学会も3日目になると少し疲れてくる。このJDDW2007神戸に先行して、アジア太平洋消化器病会議は月曜日から開かれていて、「ちょっと長すぎる。」とぼやく声もちらほら聞こえてくる。    午前中は、シンポジウム「特殊光観察に内視鏡診断」に参加。司会は工藤進英先生と神津照雄先生。NBIとAFI、FICE、confocal endoscopy,蛍光内視鏡などなど、内容はあまり目新しいものはなかったが、 […]

JDDW2007神戸 第15回 日本消化器病週間 第二日目

 ブレックファーストミーティング「ムコアップを使用したEMR・ESD」があさ8:00という早朝のセミナーに参加。EMRやESDに粘膜下注入液に、臨床研究として利用していたヒアルロン酸希釈液(商品名ムコアップ)が医療材料として保険採用された。0.4%ヒアルロン酸ナトリウムは今まで用いられていた、生理食塩水、グリセリンなどに比べて、膨隆が強く持続時間が長い。一歩前進というところか。座長は工藤進英先生と […]

都立病院未収入金 13億円に 10年前の2倍 

 10月5日付けの毎日新聞によると、「東京都立病院で医療費が支払われないまま1年以上経過した未収入金が、ここ10年で、約6億円から13億円に倍増した。医療費の未収入金は全国の病院で問題化しており、厚生労働省は今年6月に医療団体や保険運営の代表者の代表、学識経験者を集めた検討会を設置している。」という。  中国やアメリカでは、前金で医療を行うのが通例である。モラルが崩壊した日本もその常識に従う時代と […]