/ たぶち正文の政策が聞けます! \

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2006年10月

欧州消化器病週間・学会報告 その2

 今回は知人のつてもあって、ベルリンに入る前に2006年10月20日から2日間、モスクワに立ち寄った。ついでに、モスクワの国立がんセンターの内視鏡部門を訪れて、大腸内視鏡の技術指導を行った。大腸内視鏡検査のデモを2例行った。がんセンターというだけあって、2例とも進行直腸癌であった。モスクワの医療事情を現地の医師から直接聞いたが、レベルは発展途上国並みの寒さであった。政府が全国の病院に配る内視鏡は未 […]

欧州消化器病週間・学会報告 その1

 2006年10月20日から26日まで、ドイツの首都ベルリンICCにて、欧州消化器病週間が開かれた。10月22日のオープニングセレモニーで、Prof. Peter Malfertheiner 会長は、挨拶の中で、「日本からの演題発表が多く、欧州勢もがんばって研究成果をあげてほしい」と発言した。確かに、小腸内視鏡やESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)といった日本から発信されたものだ。内視鏡作成・販売は、 […]

戦争に負けるということ 日本消化器病週間・学会報告  その2

    2005年の日本の年間死亡者数は約100万人で、内32万人、約3分の1が癌で死んでいる。癌を予防する方法は、医科学の進展により、ずいぶんと進歩してきた。しかし、リーダーの能力不足により、その進歩が、日本人のがん予防に十分に役立っていない。   昨日、学会の帰りに、赤レンガ造りの北海道庁に立ち寄ってきた。二階に樺太資料室があった。昭和20年8月9日、ソ連が日ソ不 […]

The Final Answer ピロリ菌と胃癌 日本消化器病週間・学会報告

     浅香正博北海道大学消化器内科教授が、札幌で開かれている日本消化器病週間で、10月12日に、ピロリ菌と胃癌について、「ファイナルアンサー」と題して、講演を行った。浅香正博先生とは、私が1993年に北大で「大腸腫瘍のピット診断」の講演を行ったときからの知り合いである。当時は、講師で、消化器部門のハウプトであった。彼はテニスが趣味の貴公子である。  講演 […]

「がんの罹患率と死亡率の激減を達成するには」日本癌学会シンポジウム 報告

     癌学会のこのシンポジウムは、6人の発表があった。第一話、富永先生の内容は、私が、予想したとおりであった。私が、このホームページで予想した内容よりは、禁煙にウエイトが置かれていて、ピロリ菌のウエイトは低かったが、ほぼ同じ内容であった。第二話は、杉村先生の話であった。杉村先生は、ご高齢で、スライドも使わず、べらんめい調の、よく言えば洒脱な、悪く言えば、 […]